リンクメッド株式会社
放射性医薬品による革新的な「見える」がん治療薬の開発
近年注目されている放射線医薬品は、従来のがん治療の課題を克服する精密アプローチが可能となる、一方で既存の放射線核種は、薬物動態制御の難しさに起因する重篤な副作用の発現や薬剤設計の制約等の課題が残されています。同社の放射線核種64Cuは、既存の放射線核種と同等のがん細胞への高い殺傷効果を保持しつつ、標的困難であったがん種への適応と副作用の課題の双方を解決することが可能です。また同時にPET診断を可能にする陽電子も放出するため、治療効果を「見ながら治療」できる画期的な特徴を持っています。この技術により、膠芽腫を始めとした難治性がん患者さんへ革新的な「見える」がん治療を提供することを目指します。
- 設立
- 2022年7月
- 事業内容
- 放射性医薬品の開発
- 代表者
- 代表取締役社長 吉井 幸恵
KII’s Perspective
同社の放射線核種64Cuは治療と診断の双方に活用可能であり、既存核種の課題を克服しうる可能性を有しています。これまで治療困難だった難治性がん患者へ革新的な「見える」がん治療の提供が期待できます。
KII growth support
取締役会オブザーバー派遣、事業戦略支援、広報支援、インパクト関連支援